- 5%（パーセント）計算の方法は？
- 100の5%は、いくつ？
- 日常生活でよく目にする5%計算の事例を教えて。
こんな疑問や要望に答えます。
本記事では、「5%」の計算方法についてわかりやすく解説。
ある数値の5%がいくつか、簡単に計算できるようになります。
このサイトは「建設業・建築士事務所・確認検査機関」と複数の業種を経験した一級建築士が運営。
理数系の基礎教養をやさしく解説します。ご参考までにどうぞ。
5パーセントの計算方法
5%を計算するには、対象となる数値に0.05を掛けます。
たとえば、100という数値の5%を求める計算式は、以下のとおり。
他の数値についても同じ方法で計算が可能。
2000の5%を計算する場合は、2000に0.05を掛けて、100となりますね。
5パーセントの値から全体の数値を求める方法
ある数値が全体の5%に相当する場合で、全体の数値を求めたいときは、その数値を0.05で割ります。
例えば、10が全体の5%だとすると、計算式は以下のとおり。
このように、10が全体の5%であれば、全体は200であることがわかります。
5パーセント計算の例題
日常生活において5パーセントの計算が必要となる事例をまとめました。
- 金利5％
- 体重5％減少
- 割引セール5％オフ
金利5パーセントの計算方法
単利計算
金利が5%の場合、元金に対して1年間で発生する利息は元金の5%です。
例えば、元金が10万円の場合、1年間の利息の計算式は以下のとおり。
元金10万円に対して1年間で5000円の利息が発生することになりますね。
複利計算
複利の場合は、利息が再投資されて元金に加わり、次の期間の利息計算の基礎となります。
例えば、10万円が1年目に5000円の利息を生み、その利息が再投資されるため、2年目の計算は以下のようになります。
- 2年目の元金＝10万円+5000円
- 2年目の元金＝10.5万円
- 2年目の利息＝10.5万円×0.05
- 2年目の利息＝5250円
複利計算では利息が元金に加わるため、支払いが大きく増えていきますね。
体重5パーセント減の計算方法
体重の5%減とは、現在の体重が5%の割合で減少したことを意味します。ダイエットや健康管理において、目標体重の設定や進捗の測定に使われていますね。
例えば、現在の体重が60キログラムの場合、5%減の計算式は以下のとおり。
目標とする体重減少量が3キログラムであることを意味します。
5パーセントオフの計算方法
商品やサービスの価格から5パーセントを割引く場合、2つの計算方法があります。
- 元の価格に0.05を掛けて、割引額を求める方法
- 元の価格から割引額を引いて、割引後の価格を求る方法
どちらの方法も同じ結果になるため、わかりやすい方を選びましょう。
✓ 方法1: 割引額を引く方法
例えば、元の価格が5000円の場合の計算式は以下のとおり。
- 割引額 = 5000円 ×0.05 = 250円
- 割引後の価格 = 5000円 – 250円 = 4750円
✓ 方法2: 割引後の価格を直接求める方法
元の価格に0.95(95%=100%-5%)を掛けて、割引後の価格を直接求めます。
どちらの方法でも、5000円の商品が5パーセントオフになると、4750円になることがわかります。
どんな価格にも適用できるので、セール時などに役立ちますね。
まとめ
- 5%を計算するには、対象となる数値に0.05を掛ける。
- ある数値が全体の5%に相当する場合で、全体の数値を求めたいときは、その数値を0.05で割る。
- 単利計算
- 利息＝元金×0.05
- 複利計算
- 2年目の元金＝1年目の元金+1年目の利息
- 体重5パーセント減の計算方法
- 体重の5% = 現在の体重 × 0.05
- 5パーセントオフの計算方法
- 割引額=元の価格×0.05
- 割引後の価格=元の価格-割引額
人気記事 転職3回の一級建築士が語る。おすすめ転職サイト・転職エージェント
