
- 本業の知識が活かせる副業がしたい。
- 在宅で自分のペースで働きたい
- 月5万円の収益を上げる方法は?
こんな悩みに答えます。
本記事では建築知識を活かせる副業のひとつ、「ブログを作成して収益化する方法」について解説します。
本業をどれだけ頑張っても給与は横ばいか、微々たる増加。そんなとき、別の収入源があると気分が楽になります。
気軽に取り組めるのがブログです。1日1〜2時間の作業でもOK。人の役に立つ情報を発信し、読者が増えるにつれて、広告収入を得ることが可能に。
ブログ歴3年で月間31万PV(=記事の閲覧数)の経験をもとに、副業ブログで収益を上げる手順をまとめます。

このサイトは、転職3回で「建設業・建築士事務所・確認検査機関」といった複数の業種を経験した一級建築士が運営。
本業でスキルの幅を広げつつ、副業にも積極的に取り組んで得た情報なので、ご参考までにどうぞ。
ブログは本当に稼げるのか?【開始1年半で月5万円に到達】
ブログで月5万円を稼ぐことは可能です。
ぼくは副業ブログをはじめて1年半で、月5万円の収益があがるようになりました。
✓ ブログ開始から半年ごとの収益の推移
- 1~5ヶ月:¥0
- 6ヶ月:¥13,514/月
- 12ヶ月:¥18,047/月
- 18ヶ月:¥58,453/月
- 24ヶ月:¥104,089/月

「報酬¥0」の半年間、3日に1記事くらいのペースでブログを更新し続けられるかが第一の関門。
建設業界には数多くの専門分野があり、たくさんの人達が働いています。
その一人一人が日々の業務に悩み、「問題の解決方法」や「現場でつかえる情報」を求めているはず。
自分にとって大したことのないように思える経験でも、 周りから見れば有益なことが多くあります。
副業ブログで収入を得る仕組み
ブログは広告収入を得るビジネスです。
広告のタイプは大きく分けて2つ。
- アドセンス(クリック報酬型広告)
- アフィリエイト(成果報酬型広告)
アドセンス(クリック報酬型広告)
アドセンス(クリック報酬型広告)は、読者が広告をクリックするたびに報酬が発生します。
サイトを訪れる読者にあわせて、Googleが カスタマイズした広告を表示。


アドセンス広告の相場は、 1PV=0.2〜0.3円ほどです。 (サイトによって変わる)
アフィリエイト(成果報酬型広告)
アフィリエイト(成果報酬型広告)は、ブログに掲載した商品やサービスが1件成約した時点で報酬をもらえる広告です。

出典:建築業界に強い転職サイト・エージェント4社【求人の質で選ぶ】
例えば上記をみて、読者が「転職サイトに登録する」というアクションを起こした時点で、収益が発生するイメージ。
アフィリエイト広告の成果地点は「資料請求・無料トライアル申込・商品購入・店舗来店」など、案件によって変わります。
副業ブログをおすすめする理由
数ある副業のなかでも、ブログには下記のようなメリットがあります。
- 初期費用が1~2万円と安い
- 高利益
- 在庫リスクがない
- 本業で得た経験を活かすことができる

デメリットは「ブログをやめたら初期費用1~2万円を失う」という点です。
初期費用が安い
パソコンを持っていれば、初期費用にかかるのは 「レンタルサーバー契約」と「有料テーマ購入」の2つで、 合計1〜2万円ほどですね。
- ドメイン料:無料
- サーバーレンタル料:3,600円(3ヶ月間)→その後、月1,000円弱
- デザインテーマ購入代金:1〜1.5万円ほど
高い利益率
ランニングコスト(維持費用)としては、 月1,000円弱のサーバー代がかかるくらいです。
当ブログの場合、 この費用で月10万円以上の収益があるので「コストパフォーマンスが高すぎる」と感じています。
在庫リスクがない
商品在庫を抱えることなく、低リスクで始められるのもブログの魅力。
さまざまな副業があるなかで、 これだけ費用が安く運営できるのはブログくらいでしょう。
しかも、順調にスケールアップしていけば月100万円以上を目指すことも可能。
本業で得た経験を活かすことができる
ブログは自分の経験を活かすことができる副業です。
建設業界で働く方を例にあげると、下記のようなパターンが考えられますね。
- 意匠設計:戸建住宅の間取りを集めたブログ
- 構造設計:構造力学の解説に特化したブログ
- 設備設計:電気設備のノウハウをまとめたブログ
- 施工管理:施工管理の実体験を伝えるブログ

仕事や日常生活で学んだこと、 過去に自分が悩んでいたことなど、 自分の経験すべてをコンテンツ化できます。
ブログの始め方
ブログを始める手順は以下のとおり。
- ブログのテーマを決める
- ブログを開設する
- ASPに登録する
- 記事を書く
細かなテクニック、「収益化の方法」や「読みやすい文章の書き方」などは実践のなかで学んでいけばOK。
高度なノウハウを完全に理解してから始めようとすると、いつまで経っても成果が見えず、ストレスがたまります。
初心者は「まず書きはじめる」ことを意識しましょう。
ブログのテーマを決める
テーマを決めるコツは「自分は誰に、どんな情報を発信すれば役に立つことができるか?」をハッキリさせることです。
たとえば、「確認申請ナビ」というブログは「設計事務所に入社して1年目で、建築法規が苦手だった過去の自分に向けて、建築基準法の読み方をわかりやすく伝える」ということをテーマにしています。
WordPress(ワードプレス)ブログを開設する
ブログを始めるのであれば「WordPressブログ」が最適です。
WordPressなら、アドセンス広告やアフィリエイト広告を自由に貼ることができて、サイトのカスタマイズも簡単にできるからですね。
WordPress(ワードプレス)は、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種で、ブログやWebサイトをつくることができます。世界中で利用されており、日本で最も人気の高いCMSです。

当ブログもWordPressで作成しています。
30分~1時間あれば作れるので、まずはブログを開設しましょう。
ASPに登録する
ブログを開設したら「ASP(エーエスピー)」にも登録します。
アフィリエイト・サービス・プロバイダー(Affiliate Service Provider )の略称で、アフィリエイト運営者(ブロガーなど)と、広告主の橋渡しをしてくれる存在。
ブログを収益化するには、ASPとの提携が必須です。
副業を始めたあとの注意点
副業をするときに、よく言われる注意点は以下の2つです。
- 年間利益が20万円を超えたら確定申告すること
- 副業が会社にバレたくない場合は、住民税を普通徴収にすること
年間利益20万円を超えたら確定申告が必要
副業ブログの年間利益が20万円を超えたら、 確定申告をする必要があります。
給与の収入金額の合計額から、雑損控除、医療費控除、寄附金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を差し引いた金額が150万円以下で、かつ、給与所得および退職所得以外の所得金額が20万円以下の人は、申告の必要はありません。
出典:国税庁HP
確定申告をする場合は、会計ソフトが欠かせません。
ぼくも「マネーフォワード クラウド確定申告(会計ソフト)」を月額契約しています。
「マネーフォワードクラウド確定申告」には、無料体験できるコースがあるので、契約する前に試してみましょう。
住民税は利益20万円以下でも支払う必要あり
確定申告が不要となる少額の利益(20万円以下)でも、住民税の支払いは必要です。
ブログで収益がでたら、 2月16日から3月15日頃までに各市町村の役所で申告しましょう。
副業が会社にバレたくない場合は、自分で住民税を納付する
会社に副業がバレると困るという方は、住民税の納付を自分で行いましょう。
会社に副業がバレる原因として最も多いのが「住民税の額が合わないこと」です。

「給料が変わっていないのに住民税が上がった⇒会社以外で収入を得ている」という流れで会社に伝わる。
そこで、金額の変化を会社側にさとられないように、住民税を特別徴収から普通徴収に切り替えます。
会計ソフトを使えば簡単。
確定申告書の第二表「住民税・事業税に関する事項」の項目で「自分で納付」にチェックを入れるだけでOKです。
まとめ
日本政府も働き方改革の一環として、 副業を推進しています。
人生100年時代を迎え、若いうちから、自らの希望する働き方を選べる環境を作っていくことが必要である。また、副業・兼業は、社会全体としてみれば、オープンイノベーションや起業の手段としても有効であり、都市部の人材を地方でも活かすという観点から地方創生にも資する面もあると考えられる。
ブログは副業として優秀です。
低リスクで始められ、 運営する中で「文章力」や「WEBマーケティング力」も身につくので、たとえ収益が思うようにあがらなかったとしても知識や経験は残ります。
興味があれば、 まずWordpressブログを開設するところから始めましょう。
ブログの始め方を画像26枚でわかりやすく解説【30分で出来る】を読めば、 プログラミング知識ゼロの初心者でも簡単にブログを作れます。